
施術目的:
自律神経を調整して、血管運動を安定させる。
施術法:
緊張型頭痛と同様の施術を行うとともに、痛みのある部位に軽い持続的指頭圧迫法、又は手根圧迫法や圧迫振せん法(振動を与える)、ネーゲリー伸頭法※を行う。
※ネーゲリー伸頭法=受療者を座った状態にし、施術者は両手の拇指を後頭部の骨際に当て、四指をほお骨に当てた状態から顔を天井に向け、そのまた体を後方に傾け、頚椎を伸展させていく。
また、後頭骨際(脳戸・亞門・天柱・風池)、側頭部(頭維、太陽)、胸鎖乳突筋などに圧痛や硬結があるときは、圧迫法・揉捏法・強擦法を行なう。