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揉み返しと好転反応の違い

 

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リラクゼーションサロンにおいてお客様からの問い合わせの多い、施術後に軽い痛みや重だるさを伴う症状が現れる状態を「揉み返し」又は「好転反応」などと言います。

 

揉み返しと好転反応の症状で共通している症状は、
・施術直後の痛みは無い
・施術後1~2日たって痛みや重だるさが現れる
・(個人差はありますが)施術後の痛みが数日後~数週間後に改善する

 

揉み返しと好転反応の症状は同じ痛みとして身体に現れますが、痛みが現れるまでの過程が全く異なります。

 

以下が揉み返しと好転反応の違いの解説です。
好転反応は施術後の痛みが発生したそのさらに次の日~数日後位には症状が施術前の状態よりも回復し、揉み返しは施術後の痛みが発生したその次の日以降もしばらく重だるい状態がしばらく続く形となります。

 

【好転反応】
好転反応ですが、他の症状で例えると筋肉痛と似ており、施術を行う事により、筋肉の内部の筋繊維に少なからず損傷が起きており、その損傷した筋繊維を治そうする働きが筋内部で起こる。この筋内部での筋繊維の修復過程において痛覚(痛みを感じるとる神経)の神経が刺激され*、次の日に施術した部位が重だるくなるような感じがします。
ポイントは【修復過程】においての痛みですので、筋繊維の損傷が修復されたら重だるい痛みは消え症状は以前よりも改善された状態になります。ただ修復力は個々で変わりますので、施術後2日で改善される方もいれば4日後に改善される方もいます。

 

 

【揉み返し】
揉み返しですが、施術をする際に全身にある痛覚を発生させる神経を刺激する(傷つける)ようなやり方をした際に起こる。
具体的に言うと身体の表面を筋膜を動かさずにこするような手技、又は身体の深部に強い圧を入れる際に、面に対して垂直ではなく、角度がずれた状態で強い圧を入れて押したり、こすったりした時など。
基本的に揉み返しは弱い刺激の圧でも強い刺激の圧でも起こると考えられます。

 

痛みを感じる=痛覚の神経についての説明ですが、痛覚神経には2種類あり、

 

A*→皮膚の表面に分布されており、外部からの刺激を痛みとして認識するまでの速度が速い神経(注射を打った際に感じる痛みなど)

 

【※A⇒Aδ(デルタ)繊維(外部からの刺激に対し、痛みという感覚を認識する速度が速い神経繊維。又、この繊維は温覚,冷覚も感受する神経繊維である。】

 

B*→皮膚の表面や身体の深部(筋肉な内臓)など広範囲に分布されており、
外部からの刺激を痛みとして認識するまでの速度が遅い神経(痛みをすぐに感じず、しばらく後から痛みを感じる。腹痛の際にジワジワと感じる痛みなど)

 

【※B⇒C繊維(外部からの刺激に対し、痛みという感覚を認識する速度が遅い神経繊維。】

 

揉み返しはこのBの痛覚神経を強く刺激された際に、痛みを感じる間での時間が遅れて発生する為、施術後次の日以降に痛みを感じたりします。

 

施術中に痛みを起こす状態はAの痛覚神経を刺激された為と思われます。

 

筋膜を動かさずに痛覚神経を傷つけるような施術を行うと揉み返しは起こりやすいと思われます。

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