整体とリフレの相乗効果
整体とリフレクソロジーの両方の施術を行うと、自律神経系の一つである副交感神経を高める上で即効性があるという事がいえると思われます。
交感神経が優位に働くと、副腎からノルアドレナリンというホルモンが分泌され、身体の末端部分の末梢血管(毛細血管)は特に収縮し、それに伴い末端部分の筋肉は収縮します。
(※単純に心臓からの距離が遠ければ遠い程、血管の収縮力は強くなる)
この状態に対し末端部分の筋肉に刺激を与えると、感覚神経を経由し「筋肉の緊張が強い」という情報が脳に伝わり、それを今度は「筋肉の緊張を緩めろ」という情報を運動神経を経由して末端部分の筋肉に伝える。末端部分の筋肉の緊張が緩和されれば、毛細血管は拡張し、細胞に栄養分が行き届き新陳代謝が促進され、血液中のCO2(二酸化炭素)濃度が増加し、それにより体外にCO2排出させようと血管を拡張させる為に副交感神経が優位に働き出す。
結論 : 「第2の心臓」と呼ばれる足は、心臓から1番遠い距離で血管の収縮力が最も強く、この部位を刺激する事により、逆に反発する力(血管を拡張させ心臓に血液を戻そうとする力)が最も働く為、足裏の刺激は副交感神経を高める上で効果的といえる。