トリガーポイントは細胞レベルのむくみ
トリガーポイントとは体のあらゆる箇所に痛みを引き起こす原因となる筋肉の損傷部位の事であり、
【トリガーポイント = 筋肉のコリ】と考えられます。
トリガーポイントの発生している箇所の筋肉の特徴として、原因となる筋肉は硬くなった筋肉の表面(筋膜)上に【ヌルヌルした水っぽい膜のようなものが張りめぐらされた状態*】のものをいいます。
※表面はヌルヌルし、その深層部はザラザラした細かな砂利のような感触が確認されます。
トリガーポイントの発生要因として、筋内部の筋繊維に過剰に負荷がかかる事により、その損傷した部位に筋繊維の組織を修復しようと糖タンパク質である【プロテオグリカン】と呼ばれる細胞外物質などが集まってきます。
※軟骨や椎間板、内臓な脳、
プロテオグリカンには体内の水分を引き寄せる性質を備えており、プロテオグリカンが集まる場所には大量の水分が集束されます。
これによりプロテオグリカンに引き寄せられる形で【細胞内から細胞外*へ水分が流出】され、【細胞レベルのむくみ】がもたらせると
考えられます。
※人間の総体液量は体重の約60%といわれ、その内の2/3は細胞内液、1/3は細胞外液。