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強めのマッサージほど、筋が硬くなるワケ

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筋の痛みは、弱い力で刺激すると消失する

強いマッサージを長期間に渡り受け続けていると、逆に筋が硬くなるという話を聞いた事があるかとは思います。
マッサージは適度な気持ちの良い力でトリガーポイント(痛みを引き起こしている原因となる筋肉)に負荷をかけ過ぎない程度に行うのが理想ですが、受ける回数が増えていく毎に多少痛いくらいの力でやられないと物足りなさ感じる事が多いのではと思われます。

本来、筋の痛みは【ゲートコントロール説】により、痛みを引き起こしている(トリガーポイント)筋 や、痛みを引き起こしている筋と関連した筋(協力筋) 又は 痛みを引き起こしている筋と逆の働きをする筋(拮抗筋)を、弱い力で刺激する事で筋の痛みは消失されます。

これは筋と脳を繋ぐ感覚神経と呼ばれる情報伝達経路を【痛みの感覚=痛覚】から【触れる、圧を入れる=触圧覚】に切り替えた事により痛みの感覚は消失したものと考えられます。

これによりトリガーポイント筋の痛みの感覚は消失しますが、コリ感は消えずに残ります。

【トリガーポイント筋の症状】
・軽度な場合→なんとなく筋に違和感があり、こっている感覚(コリ感)が出る。
・重度な場合→コリ感に加え痛み、さらにひどくなると痺れや感覚鈍麻など症状が出る。

 

コリ感は、強い力で刺激しないと消失しない。

トリガーポイント筋の痛みは軽度な弱い力で行う事が可能ですが、コリ感の消失は強め力で行わないと消失はされないとものと考えられます。

コリ感の消失は強めの力で行う為、トリガーポイント筋に対して必ず垂直面で圧を加え、自分の体重を用いながら筋の奥まで圧を加えていきます。この際押し込む角度がずれ、その状態で強い力でマッサージを行った場合、筋内部の筋繊維の筋膜は損傷を起こします。

その損傷を起こした部位に繊維の修復をしようと免疫細胞である【サイトカイン(主に白血球から分泌されるが、血管の血管内皮細胞、筋の繊維芽細胞からも分泌される)】が分泌されます。
サイトカインは組織の修復の際に発生し、筋繊維が修復され、それにより繊維が以前よりも強いものに強化され繊維芽細胞が → 筋繊維芽細胞 に変化します。サイトカインは筋繊維の繊維化の促進させると言われています。

 

強めで筋膜を傷つける誤ったマッサージを受け続けると、筋繊維の繊維化を促進。徐々に強固な繊維に変化

強化された筋繊維は強化される前に比べ【約4倍の収縮力を持つ為】マッサージを受ける前よりも硬い状態になります。
又サイトカインの分泌は自律神経の乱れにも関係し、ストレスや睡眠不足などにより交感神経が優位に働いた際にも過剰分泌されます。一度損傷した筋繊維は交感神経が優位に働いた際に、生体防御反応を引き起こす事により更に繊維化した筋の緊張が高まります。

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